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生きる

朝10時の映画祭は黒澤明監督の『生きる』

1952年、古い映画だ。

お役所勤めの主人公ワタナベさん、毎日書類にポンポンと判子を押すだけ。仕事にやりがいがない。ナレーションでは、死んだように生きている…みたいな言い方だった。

ある日体調不良で病院へ。診断は胃潰瘍とされたが胃がんで余命少ないと悟る…。

感想

・主人公ワタナベさんを演じた役者さん、瞬きをしない。なぜだ?眼、痛くならないの…?眼と唇が大きくて特徴的なお顔だ。

・女の子の靴下が破れていたり、着ているセーターが破れていたり、毛玉だらけだったり…。この映画の時代設定わからないけど、公開は1952年だから…よくわからないけど、貧しいことが普通の時代だったのかも。この現代に生まれ生きることができて、感謝。

・もし自分が余命半年~一年だとしたら…どうするだろう?ワタナベさんのように『この仕事やってから死ぬ!』みたいなの、ないよ…(*´-`)。部屋の中片付けて、貯金とか保険金の手続きとか、連絡してほしいリスト人作ったり?そんな冷静でいられるか?

・ワタナベさんの部下の女の子、決して美人ではないが天真爛漫で笑顔がかわいい。この子の「生」だとか「若さ」にワタナベさんはひかれたんだろな。

・彼女が作成したウサギの玩具を見て自分にもまだできることがある!と思えたワタナベさんは、幸せものだと思う。私、そんなん、ないよ。

・ワタナベさんが「できることがある!」とハッとした時、店内では若者たちが友達を祝うためにハッピーバースデーを歌っている!次の職場のシーンではBGMがハッピーバースデー。この瞬間、今まで死んだように生きてきたワタナベさんは生まれ変わったんだ!という表現、演出とみた。この演出は、すばらしい!この映画で一番好きなとこかも!すごいセンスだな!これが世界のクロサワと言われる所以なのか?

・ワタナベさんの功績をわかってくれる人がいて良かった!みんな、ワタナベさんのがんばりを見守ってたんだね。

・「お役所仕事」っていう言葉はきいたことあるけれど、本当にあんなつまんないものなのかな?

・ワタナベさんは人のために仕事をした。がんばって行動して公園を作った。これがワタナベさんにとって「生きる」という事なんだな。

・ラストシーンがたまんないな。これはお役所に対する痛烈なメッセージなのか。うーん、ほんと、たまんないな。

黒澤明監督の映画って、これで2本目だけどストーリーがわかりやすくて演出が面白くて、すごい!黒澤映画、好きなんだと思う(*´-`)

いやぁ~、映画って、本当にいいものですね…(*´-`)☆

こんなに面白い作品を1,100円で鑑賞できたことに感謝っ(*´-`)☆

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