魔女の秘密展

昨日は映画の後にとてーも久しぶりに原宿へ移動。原宿…一体いつぶりか分からない。とにかく何年もぶり!昔から変わらないお店、変わったお店、様々でおもしろくてキョロキョロ。

魔女の秘密展。美術鑑賞や展覧会、歌舞伎など、音声ガイドがあれば必ずつける。理解度がぜんぜん違うもんね。白猫バージョンと黒猫バージョンがあるとのこと、何が違うのかわかんないけど黒猫にした。魔女の帽子付き音声ガイドというのもあって料金も少し高かったけど、倹約しなきゃだから魔女の帽子なしの音声ガイド。中に入ったら魔女の帽子の人はいなかった。

音声ガイドのナレーターは佐々木蔵之介。いろんなお仕事してるんですね…(*´∀`)。聴きやすい声だった。

魔女にまつわる絵画や展示物がたくさん。

【モグラの前脚のお守り】
暗い土の中を穴堀ながら動けるモグラを、当時の人々は「すごい!」と思っていて、モグラの前脚をお守りにすると身体が丈夫になる?幸運になる?忘れたけど、とにかくパワーストーン的に身に付けていたとのこと。展示されていた、ちっちゃいモグラの脚…あれは…本物なのだろうか…当時の本物のモグラ???

【頭部のミイラ】
頭部ミイラを削って粉にして?それを飲むと健康になる?と信じられていた。

【マルガレータの手のミイラ】
異なる宗教の信者である彼と結婚しようとしたマルガレータは、怒ったお兄さんに手首を切られてしまった…。展示されていた手のミイラ、本当にマルガレータの本物の手首なのかぁ?宗教が異なるからって手首切られるなんて、ありえない…( ;∀;)

【ペスト奉納画】
多くの人々は疫病ペストに感染し道端に倒れている。その当時ペストの薬や治療法なし。ペストにかかるとは死を意味する。ペスト恐い…((( ;゚Д゚)))

【双頭の子牛】
その当時、牛や猫なども頭二つのかたちで生まれたりしてた。今もあるのかな?それも魔女のせいだと思われていた。

【拷問道具】
指を折る道具( ;∀;)
口を裂く道具( ;∀;)
身体を鉄で締め付ける道具( ;∀;)
脚に釘を刺す道具( ;∀;)
これ本当に、本当に、本当に使ってたのかな…恐すぎる( ;∀;)

【刺のある椅子】
トゲトゲだらけの椅子( ;∀;)
座れないよぉ( ;∀;)

【死刑執行人の鉄マスク】
執行執行人は自分が死刑執行した人の家族からの恨みなどから逃れるためにマスクで顔を隠していた。このマスクの顔がちょっとしもぶくれだ。

【魔女のシャツ】
多くは火あぶりの刑だから洋服は残っていないけど、火あぶりじゃない刑を執行された魔女?が最後に身にまとっていたシャツ。ゆったりチュニックワンピースみたいなの。


何を見ても、本当にこれ本物かな?と思ってしまった。あまりにも自分が生きている世界と違いすぎて。

結局魔女とは、その当時の人々が作り上げたものってことだったのかな。貧困や疫病、天災など様々な辛いこと、大変なことが山ほどあって、その当時は今みたいに情報や知識がなくて、科学的に説明できることも少なくて、だから人々は不安で恐怖でストレスで、何かのせいにせずにはいられなかった。それが魔女なんだ。何が起こっても魔女のせいにすることで納得していたのかな。魔女裁判では罪なき人々が処刑された。処刑された人々は魔女なんかじゃなくて普通の人。本当に恐ろしい時代だ。

展示物見終わった後は、魔女のとんがり帽子と黒マント着けて空飛ぶホウキにまたいで記念撮影(^_^;)☆

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