秋刀魚の味

小津安次郎監督の遺作とのこと。

タイトルが「秋刀魚の味」なのに、最後まで秋刀魚でてこなかった…見過ごしたか?いーやそんなことない。鱧はでてきたけど…。

娘を想う父親の優しい気持ち、そして娘を嫁に出した父親の寂しい気持ち、なんだかほっこりする。

それにしても女性がまだ24歳なのに未婚だと周りが心配したりお世話やくなんて…。現代とはぜんぜん違うんだね。昔は若くして結婚があたりまえだったんだね、きっと。

娘役の岩下志麻がとてもキレイだった。若いときあんなにキレイだったんだ。とても可憐で。極道の妻のイメージしかなかった…(;´∀`)

それと、長男役の俳優さんがかっこいいな~と思ってたけど、映画の後に中井貴一のお父さんだと教えてもらってビックリ。中井貴一のお父さんあんな二枚目俳優さんだったんだ。

前回の「東京物語」とキャスティングがかぶる。昔は役者さんが少なかったのかな?と思った。でも、「監督のお気に入り俳優を使っているんじゃない?」との意見もあり。

お部屋の中の小物のスタンドライトがブルーで綺麗だったり、居酒屋のお皿類がカラフルでキレイだったり、楽しめた。

あと他の女優さんもとてもキレイだし劇中でのファッション、特にワンピースとパンプス姿が素敵だった。

美人でスタイルいいからお洋服もはえる…素敵だぁ…(*´∀`)。

映画はわりと観てるほうだと思ってたけど、ぜんぜん役者さんわかんないや。

だけど、有名な小津安次郎監督の作品を観れてよかった(^^)